たけうちブログ

ハードもソフトもバリアフリーなまちづくり

秋田県では2017年に「秋田県手話言語、点字等の普及等による円滑な意思疎通の促進に関する条例」を制定しています。当時、秋田市議会議員として手話言語条例の提言をまとめていたこともあり、準備会議にオブザーバーとして参加しておりました。
県議会では、条例制定後も現状に即したものとするために、毎年関連団体との意見交換をしています。今年は視覚障害者団体との交流となりました。

・音響信号機の音が夜間に消えてしまうため、あまり出歩かないようにしている。
・冬季においても点字ブロックが雪に埋まり、やはり歩くのを控え、必要な時はタクシーを使わざるを得ない。
・点字が建物の入り口までで切れている。建物内の案内場所まで点字があれば助かる。

実際の話を聞いて、気付かされることが多い意見交換会でした。
会の最後に、周りの方からの声かけについて質問させていただきました。声かけは増えてきていて、とても感謝しているとのこと。
困っていそうな時に、声をかけていいのか躊躇することもあるかもしれませんが、勇気をもって「何かお手伝いはありますか」の一言をかけていただければと思います。
ハードとソフトの両面からバリアフリーの街を作っていければと思います。

sing シング
PAGE TOP