今回の県議会総括質疑では、秋田の潤沢な再生可能エネルギーを活用した「グリーン水素」のポテンシャルをもっと生かすべきとのテーマで佐竹知事に質疑しました。
秋田県は、風力発電の分野で日本をリードしています。それらの産業クラスターによる部品産業のみならず、メンテナンス業務や県内に滞在する技術者の消費行動など、さまざまな経済効果を見込むことができます。
ただ、さらなる地域の経済活性化のために重要なことは、再生エネルギーを首都圏に供給することに加え、貯蔵できる「グリーン水素」を製造し、地域産業やまちづくりと掛け合わせていくことだと考えています。
「グリーン水素」✕「発電」
「グリーン水素」✕「発電」
「グリーン水素」✕「燃料電池」
「グリーン水素」✕「農業」
「グリーン水素」✕「地域熱」
「グリーン水素」✕「産業熱」
「グリーン水素」✕「ガス供給」
「グリーン水素」✕「他地域への供給(輸出も含む)」
6月のわが国の「水素基本戦略」の改訂では、国内8カ所で水素供給拠点を選定し、集中投資していくことが発表されています。
拠点イメージの一つとして、再エネから水素・アンモニアを製造する「地域再エネ生産型」が例示されています。
秋田県がこの水素供給拠点に選ばれるよう、国へのアプローチを強めていくべきだと提言させていただきました。
そのためには、秋田を「グリーン水素日本一」としてブランディングすることが大事です。そこでは、将来の秋田の水素社会の絵、5年、10年、20年後のストーリーを提示し、関連企業やそこで暮らしたい人々を呼び込んでいくことが重要です。
他の土地にない貴重な資源が我々の眼の前にあります。
時代の潮流を先読みすることで挑戦できる秋田になるように、これからも提言を続けてまいります。