たけうちブログ

総括審査

人口減少下の秋田にとって、生産活動に携わる人材を増やすことは喫緊の課題です。

そこで、いったん学びの場を離れた若者が、再び学ぶ環境(通信制学校)や職業訓練など受ける機会を設けるなど一貫した支援が必要性と考えています。

これらの経験を得て就職し、生産人口に加わることについて、鈴木知事の初めての総括審査で確認しました。また、教育長に対して、通信制高校の環境改善について提言しました。

全国的に不登校生徒が増加し、これに伴って通信制高校の受講者が増加しています。秋田では唯一の公立通信制高校である明徳館高校への入学が急増しています。

4月初旬、月2回行われるスクーリングを視察したところ、受講者数が激増したため法令による目安を超える1クラス50人以上の状態です。

トイレの数も少なく休み時間は渋滞、保健室も満室の状態が続いているとのこと。不登校等の理由から学びの場を離れていた生徒が挑戦心を持って再度教育の場に戻ってきたにもかかわらず、物理的にも精神的にもストレスのある環境です。

教員の負担増から、生徒一人一人に対するケアに十分に時間を割けられていない状況でもあります。

質疑では、以下などを提言しました。
・明徳館ビルの他フロアーの活用
・今後の募集方針の考え方
・通信制だからこそ一人一台端末の整備
・ICTを活用した教務負担の軽減と生徒とのコミュニケーション改善
・N高で使われている学習状況の情報共有システムの検討
・将来的な県南、県北でのオンラインスクーリングの実現について国に働きかけること

生徒や教員の早急な環境改善を今後とも訴えていきます。

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