たけうちブログ

「避難所のDX化」「再生可能エネルギー供給地のブランド化」について

2月議会総括審査の質疑が動画配信されました。
https://www.youtube.com/watch?v=3hNuGkPUbw8

佐竹知事への質疑は今回で最後になります。
様々な私の提案に対して、建設的なご答弁をいただくことも多く、とても刺激的な時間でした。ありがとうございました。
次回は、「新しい知事」への質疑になります。

【避難所のDX化】
一昨年の豪雨災害発生時、各避難所の避難者数の把握はできていましたが、緊急性の高い医療、薬などが必要な避難者情報が共有出来ていなく、医師会、薬剤師会が対応できない状態でした。
能登半島地震後、避難者情報の把握を効率的に進める目的で、マイナンバーカードを活用したチェックインの実証実験が全国各地に広がっています。
その結果、避難所スタッフがヒアリングして手入力で集計するよりも10分の1の労力となり、省力化された時間を他の仕事に当てることができるようになる。今後は収集した情報の関連団体への共有の仕組み、ルールづくりを整備することが求められます。

【再エネ供給地のブランド化】
全国トップクラスの再エネ供給地である秋田県。これまで「再エネ供給事業の関連産業の集積」で経済を伸ばしてきましたが、今後は「再エネ供給地の利点を活かしたGX産業の集積」が重要となってきます。
「脱炭素電源の確保」と「供給地へのGX産業立地」は国策としての大きな流れです。この流れを含めた企業立地をより大胆にPRしていくことを提案しました。
また、第7次エネルギー基本戦略では、風力発電で2040年に最大45GWを目指すとしており、これまで以上の大量の余剰電力の活用が求められることが想定されます。
我が国のエネルギーの安全保障や災害BCPの観点から、秋田での電力の貯蔵技術の拠点化、さらに貯蔵した電力(水素、アンモニアなど)の広域的なネットワーク構築までを視野に入れた将来像を考えていくべきではないかと質疑しました。

sing シング
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