本日は都道府県議会研究交流大会に参加。
テーマは「主権者教育」。
基調講演は毎日新聞社客員編集委員の与良正夫氏。
若い人たちと政治の結びつけを生涯テーマとして活動してきた方です。
彼が「主権者教育」に関わったきっかけは、ドイツからの帰国子女の言葉。
「手を上げ、意見することがドイツでは評価されるが、日本では白い目、更に政治の話をすると変わり者扱いされる。」
また、日本の若者にコミュニケーション能力を問いかけると、
「波風を立てないこと。空気を読むことなど、相手との関係性を保つこと」と答える。
一方で他国のコミュニケーション能力は、意見の交換や議論を意味する。自分の考え方を持ち、伝えること。相手の考えを聞くことが大事となる。
このような議論を回避する文化は若い人だけではないこと、そしてそのことが、日本の国力低下にも繋がっているのでは?と警鐘を鳴らされていました。
気兼ねなく、社会や政治が語れる教育環境、社会環境づくりをしっかりと進めていかなければなりません。