秋田市とドイツ・パッサウ市は、節目の年にお互いに訪問交流をしているのですが、この夏はパッサウ市の訪問団が秋田市にやって来ます。
私は、2019年に初めてパッサウ市を訪問しましたが、宝石箱のような街の美しさ、そして、現地で請けた熱烈なおもてなしを今でも鮮明に覚えています。今年は、私たち秋田がおもてなしする番です。
昨年、40周年プレ事業として、秋田市とパッサウ市の双方の写真家を派遣し合いました。先日開かれた秋田日独協会の新年会では、ドイツで写真を撮影してきた草彅先生の講演があり、4年前に訪問したパッサウの自然や街の記憶が蘇りました(今年の夏、写真展が秋田市で開かれます)。
新年会では、秋田でインターンシップで働いているパッサウ市のコルビ二アン君も日本語を交えた素晴らしい挨拶をしました。職場での彼の評判も高く、彼がきてから職場の雰囲気がとても明るくなったとのこと。日本語や日本文化を積極的に学ぶ姿勢が周りに受け入れられているだと思います。
秋田滞在中に多くを感じてもらえればと、ちょうど開かれる「なまはげ柴灯まつり」に誘いました。彼のことは、日本に来た当初から知っているだけに、半年での成長をわがことのように嬉しく思いました。