秋田市太平川流域の治水対策が加速化します。
国土交通省が創設した、内水被害の可能性が高い地域の治水対策を重点的に支援する取り組みに、全国で初めて秋田市太平川の「内水被害等軽減対策計画」が登録されました。これにより、今後の河川・下水道事業について重点的な財政支援が図られます。
『太平川流域における内水被害等軽減対策計画』の内容が、昨年１１月に策定した「雄物川下流圏域水災害対策プロジェクト」に反映され、整備が推進されていくことになります。
住民の不安を早期に払拭するため、私が議会の質疑で情報開示を求めてきた「昨年豪雨での浸水状況」と「現状の対策実施後の効果シミュレーション」が発表されました。
対策実施後のシミュレーション結果では、およそ８割のエリアで浸水リスクが解消されます。今回の登録を受け、国の予算を活用したより抜本的な対策を打っていくことでくことになればと思います。
そして、災害に強いまちづくりのためには、地域の実情を踏まえた、実行的な取り組み体制が構築が重要です。県民と企業の連携を通じ、流域全体での共助の体制へ向けて尽力してまいります。

たけうち伸文　第2回県政報告会
日時：4月14日（日）14時～15時
会場：秋田市にぎわい交流館あう・多目的ホール