伊藤忠総研エグゼクティブ・フェローの深尾三四郎氏の講演。
世界自動車産業の大変革が進んでいます。もはやEVシフトからAIシフトにとのこと。あとは、車両本体ではなく、アプリや蓄電で稼ぐビジネスモデルが中心になっていくとのこと。
そして、自動運転は車の共用化を推進し、その結果、ほとんどの時間駐車している車(「The high cost of free parking」のUCLAのドナルド・シャウプ教授)の稼働率を上げるそうです。これによって空いた駐車スペースを公園化すること(イーロン・マスク)などのアイデアとともに、人口減少の先進地である秋田だからこそ、暮らしを守るための課題を解決する自動運転を進めるべきとの考え方が紹介されました。
「非接触充電のロボットタクシーを再エネで走らせる。」
そんな秋田の未来が想像できた胸が高鳴る講演会でした。
深尾氏は秋田にゆかりがあり、蛇足ながら私と同時期に英国Walesに留学されていたそうです。