たけうちブログ

被害の状況を確認し、被災された方々の声を聴くために秋田市内を回っています。

被害の状況を確認し、被災された方々の声を聴くために秋田市内を回っています。
被災エリアが広域のため、メディアやボランティアセンターなどでカバーできていない地域もあるようで、皆さまに寄せられた情報を通じ、浸水した住居や土砂崩れの現場に足を運び、被災状況や要望事項をヒアリングしています。
日曜は、茨島・楢山・広面、月曜は、横森・太平、火曜は、牛島・大住を回りました。
中でも、太平の一部の地域では、街中に悪臭が充満しマスクなしでは辛いとの声も聞かれました。
腰の高さまで水が上がった牛乳屋さんは、浸水前に牛を高台に避難させ、牛は無事でした。しかし、製造ラインを復活させるための高額な費用に頭を悩ませていました。
汚れた畳や家具の移動、泥処理だけで、体力的にも限界。経済的な部分にまで手が回らない状況です。
牛島・大住地区の浸水被害は、この7年で3回に上ります。
とにかく、根本的なインフラ整備に力を入れてもらえなければ、この地区に住むことはできないのとの声が聞かれます。
床上浸水で、床をはがし、汚水を吸った断熱材を除去する作業現場も立ち合いました。復旧まで月日がかかる上に、費用は数百万円にも上ることもあるようです。
明日28日(金)は、臨時議会が開かれます。
現場の声を踏まえ、質疑したい項目は以下の通りです。
「被災者の生活環境のサポート」
「住居、店舗の衛生面での指導と経済面での支援」
「保険対象外の被災サポート」
「水害を回避するインフラ整備」
現場で聴く声には心が痛みますが、被災された皆さまには、どうか希望を失わず、ご連絡いただければと思います。

sing シング
PAGE TOP