たけうちブログ

クマ肉で地域活性

先の総括審査でクマ肉を秋田の名物(ジビエ)として地域活性につなげていく考えについて質疑しました。
冒頭で「何のために動物を狩るのかが肝心。その肉を人間が食べ、毛皮まで暮らしに役立てる。それで初めて狩猟と言える。」との小松由佳さんのエッセーで引用されていた屋久島の猟師さんの言葉を紹介し、クマ肉の加工・流通の仕組みづくりを県としてサポートすることを提案しました。
そして秋田県が検討段階に進んだとのことで嬉しい限りです。
現状、残念ながらほとんどの狩猟者が肉を自己消費し、それ以外は廃棄していることが多いとのことです。
ちょうど先日、知り合いの居酒屋でクマの焼き肉をいただく機会があり、
「クマ肉は血抜きなどの処理を上手にすれば、甘くて美味しい」とのシェフの言葉通りでした。
また北秋田市では、熊の皮を使った革製品に取り組もうとしている若者もいるとのことです。同様に革製品への流通の仕組み構築も進んでいったらと思います。

sing シング
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