たけうちブログ

マイナンバーカードの活用と伴走的支援について

都道府県別マイナンバーカード保有率で、秋田県は78.4%と全国で4番目の高さです。
ご存知の通り、マイナンバーカードは「顔付きの本人確認証」としての活用だけではなく、オンラインでの本人証明として「各種行政手続き申請」や「コンビニでの住民票などの交付」、「健康保険証(R3.10〜)」、「図書館カード」としての活用が進められています。

今後、「運転免許証(R7.3迄実現)」に加え、「救急時の緊急情報」や「避難者情報の把握」、「罹災証明申請の迅速化」などにも活用されていくはずです。
賛否のある制度であることは承知していますが、先に参加した研修会で、高齢化や過疎化が進む地域でこそ、住民の利便性向上の恩恵が大きいという気づきを得ました。

例えば、「書かせない窓口」。マイナンバーカードをかざすだけで、申請書に自動入力されることで、高齢者の記述負担を軽減します(神奈川県平塚市)。
https://www.jt-tsushin.jp/articles/case/jt40_gyosei-system

また、「行かせない役所」。出張所などでのオンライン対面窓口で、本庁へ足を運ぶことなく同様のサービスが受けられます(茨城県結城市、新潟県妙高市)。
https://www.youtube.com/watch?v=5ANQphUcxUI

少し毛色は変わりますが、千葉県では、免許更新の予約や講習をオンラインですることができ、これまでの免許センターでの所要時間の短縮につながっているようです。
https://www.police.pref.chiba.jp/cmencen/online_training_04.html

高齢化や過疎化、そして、地域交通アクセスの課題をかかえる本県において、課題の根本的な改善を進めることに加え、オンライン化の恩恵を積極的に享受する仕組みづくりも進めていく必要があります。
ここで特に重要なのは、「誰一人取り残さない伴走的な支援」です。そして、秋田県が、この先行事例を作っていければと考えています。
スマートフォンとの一体化(R7春)も予定されています。
利便性の向上にも期待したいところです。

sing シング
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