一時に比べて秋田市内の目撃情報こそ減っていますが、クマ出没による日常生活の萎縮や経済活動の停滞、休止などの支障が生じています。
12月議会では、クマ災害に対応した経済対策として、3つのポイントで総括質疑に臨みました。

■1.プレミアム付き商品券の発行
「県民生活への支援」と「県内の飲食・小売店等での消費拡大」を図る事業です。現在の物価高のおり、クマによる経済活動の停滞。県民の皆様の生活支援は直ちに対応しなければなりません。同時に、飲食業・宿泊業・小売業などに与えた経済的ダメージへの支援も必要です。しかも、これらは早急に取り組むことが求められます。
私は、現在、予定されている来年3月上旬の開始タイミングを少しでも早くしたいと考えています。準備に時間がかかることは理解できますが、一般に、2月は商売が冷え込む時期でもあります。1カ月でも前倒しできないか質問しました。また、商品券の使用期間は来年10月までと長く予定されていることから、消費喚起のタイミングが遅くなることも懸念されます。
利用期間を短く設定することで消費喚起のタイミングを早めること、秋田市が2015年に夏・冬に分けて実施した前例のように、期限を2回に分けて実施することも検討するべきだと考えています。
■2.ふるさと納税の活用
返礼品として「旅行ポイント」を提供することも提案しました。
全国の皆様の来県につなげ、クマ災害で疲弊した秋田経済の支援いただける施策になると考えています。クマ出没情報は減っており、11月10日以降、秋田県では人身被害が出ていません。県民の皆様はもちろん、観光や仕事で来県する皆様が、闇雲に恐れることにならないよう、安全情報を合わせて伝えることも求められます。
■3.クマの管理捕獲について
そもそも、街中にクマが出没しなくなることを目指さなければなりません。
来年春、県はクマの管理捕獲を行います。そして、管理捕獲の精度を高めていくことが重要です。そのためには、より精緻な頭数把握と目標設定、計画的な捕獲体制、戦略的な捕獲と管理の徹底が必要です。そうしないと、商品券やふるさと納税などの経済対策も台無しになりかねません。
ところで、GISの高度利用の研究サイト「GKUKAN」では、クマダスのデータの解析情報を公開しています。これに箱わなでの捕獲情報や住民の声、傾斜など地形情報、広葉樹など樹種情報を加えることで、クマが出没しやすいルートの精度の高い予測に役立てられそうです。
闇雲に恐れるのではなく、「正しく恐れること」は、私たちがコロナ禍で学んだことです。生活の安心を守りながら、不安要素を取り除いていくことで、生活・経済を停滞させない取り組みを進めています。
#たけうち #武内伸文 #秋田県 #秋田市 #秋田 #秋田県議会議員










