14日の日曜は、お花見日和にもかかわらず、県政報告会にたくさんの皆様にご来場いただきました。誠にありがとうございました。
当日のトピックとして、以下などを報告させていただきました。
【豪雨に対する治水対策】
4月上旬に国からの重点的な支援が決まったこと、現在計画されている治水対策の効果として、同程度の豪雨に対し、およそ8割エリアで浸水リスクを回避できるようになること。
今年はそのシミュレーション結果をスタートとして、更なる治水対策を検討していくこと。
【熊対策】
昨年の人身被害が70名に至ったことは異常事態あり、頭数調整のために自衛隊への要請を提案したこと。熊との共生を目指すために、出没情報のシステム化が進んでいること。更には、授かった命をジビエとして活用できるように、食肉加工施設への支援を提言したこと。
また、お集まりの皆様と質疑の時間も設けました。
豪雨被害の改修工事での金銭的負担が厳しかったこと、また情報入手が難しかったことなどのご意見をいただきました。
今後の災害対応での改善を目指すことをお伝えさせていただきました。
全国的に豪雨災害時の補助金は住宅に限られ、企業の事務所などは対象外になっています。ただ、私が災害現場で頂いた企業からの声を担当する産業労働部の委員会で訴えたことも契機となり、秋田県においては企業向けの補助金が予算化したことをお伝えしたところ、会場の参加者から、その補助金を活用し、大変助かったとの声をいただきました。本当に良かったです。
政治の報告会に初めて参加したという二十代の方からもご質問をいただきました。若者が秋田に帰ってこない理由は、若者のスキルを活用できる職場ないことだと考えている。県の対応は?との内容でした。
ICTや製造業を中心に秋田の誘致企業が増えていることに加え、秋田の特性である農業・高齢社会・再生可能エネルギーなどに新規ビジネスのチャンスがあること、関連企業の誘致やスタートアップを支援することで、スキル活用の可能性を増やしていくと回答させていただきましたが、若者との意見交換がの大切さを実感しました。
3月、4月の県政報告会を経て、県民の皆様に現状の活動をお伝えし、意見交換することの大切さを改めて感じているところです。
今後、年4回の議会終了タイミング(7月、10月、1月、3月)に合わせて開催予定です。