たけうちブログ

防災で一番大事なのは?

秋田バリアフリーネットワーク主催の正谷絵美さん(日本防災士会)の講演会にて、

「防災で一番大事なのは?」という問いに、

「物資などを準備しておくこと」、
「訓練すること」など
様々な言葉が頭を巡った。

講師からの答えは、
「命を守ることです。自分の命は自分で守る。そして周りを助ける。」

災害現場では、行政や医療のサポートが十分でない場合も考えられ、何かをしてもらうではなく、何ができるか主体的に動く姿勢が大事です。まさに地域の互助が重要だということです。

でも実際の現場で自分たちができるものかと思っていたところ、
静岡県藤枝市の藤枝中央小学校の防災教育の事例を紹介いただいた。全学年、保護者も参加し、骨折の応急処置、AED、トリアージなど、4年生ぐらいになるとある程度できるようになり、6年生では指導できるレベルになるという。

30年以内の大型地震発生確率(政府の地震調査研究推進本部公表データ)、横浜市が82%に対し、秋田市は8.1%であるが、大地震発生直前の神戸市で0.02~8%、熊本市で7%の確率であった。

短時間の講演ではありましたが、データや過去の教訓から多くを学びました。

ホテル、タクシー、ガス会社などとの災害協定から避難所運営の組織・ルールそして案内表示に至るまでしっかりが準備できているのか、そして有事において自助・共助が機能するのかどうか、本市の準備体制をひとつひとつ確認していきます。

sing シング
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