秋田県域情報会議(秋田まるっと会議)に参加してきました。自治体、社会福祉協議会、ボランティアセンター、NPOなどの活動団体の情報共有、連携を目的としたもので、2回目の開催となります。
秋田市の家屋の被害調査は7126件まで進み、ほぼ一巡し罹災証明書も今月上旬には発送が完了する。また、秋田市社会福祉協議会による一件一件の聞き取り調査も12000件に上ります。
この記録的な猛暑の中での連日の調査作業及び復旧作業に改めて頭が下がる思いです。
NPOからの報告では、非日常生活が続く被災者の精神的なケアの必要性があること、炊き出しや物資支給などで誰かと会話することでも心の支えになっている部分もあること。
工事見積は出てきているが経済的な見通しが立たない、応急修理制度などの申請方法がわからない方が多いこと、また現地での復旧を諦め移転や施設入居を決めるケースもあるとのことです。
まだまだ床や壁が剥がれた、復旧中の家屋が多い中、今後は寒さへの対策も念頭に入れる必要があります。
今後より効率的に復旧支援を行う上で、さまざまな主体のヒアリングで得た情報を一元化し、それぞれの課題へ寄り添いながら支援ができる体制づくりができるように、行政に働きかけてまいります。