12月県議会が始まりました。今回の大きなテーマは新県立体育館。
入札予定価格254億円の新体育館建設に4つの事業者グループが参加意欲を示していましたが、最終的に全グループ不参加となり、入札は不調になりました。
7月の公告から4ヶ月。物価高騰、人材不足が主な原因とされています。先日の委員会で、およそ110億円の予算追加案が提示され、来週より本格審議に入ります。
委員会では以下3点について確認予定です。
1)予定価格増額110億円の詳細内訳と妥当性
2)増額後の費用対効果という視点での発注仕様の見直しの可能性
3)契約締結後の柔軟な対応
先般、長崎スタジアムシティのアリーナを視察。建設後の稼働率向上について多くの学びがありました。
アリーナの床はコンクリート。コンサート、スケートショー、コンベンションなど行いやすくなっている。11トンのトラックが会場内まで搬入できる利便性は、興行側にとっての大きな魅力となっています。
バスケットの試合開催時は、スタッフ10名ほどが4時間半で板をはめているとのことでした。
今回の入札はおよそ15年間の運営も含めたプロポーザルとなっていることから、事業者グループが運営しやすい仕様への見直しの是非についても、委員会で質疑して行こうと思います。