デジタル民主主義を提言する安野貴博氏の講演。
「AI時代の双方向コミュニケーション選挙戦略」というテーマで、都知事選の実例などを踏まえた内容。
一方向の情報発信から双方向型のコミュニケーションへ。
「ブロードリスニング」というAI技術を取り入れた手法で、多くの声を上手に収集するのがポイント。
今後の選挙活動や行政の意見集約のこれまでの概念を変えるまさに画期的な仕組みだと感じました。
そのプロセスは大きく4つ。
1 議論のたたき台を提示する都知事選では、およそ100ページのマニュフェストを策定。ここでは、ファクトに基づいた具体性のあることが大事。
2 みんなの意見を聞くX、YouTube、yahooコメントなどを活用。石丸候補との対談は200万再生、1万コメントも。このコメントをAIを活用して、意味が近いものをまとめ、固まりをラベル化して、意見を可視化。(ワークショップのKJ法をAIが実施するイメージ)都知事選後、この手法は衆議院選挙時のメディアで活用され、更に、東京都の長期構想に対する都民の意見集約でも使われている。数万件の意見の集計もAI技術ですぐに可視化。
3 みんなで案を磨くWeb上の掲示板 GitHubを利用。
これはソフトウエア開発のオープンソース環境で実施。バージョン管理、提案の整理、仕分けなどの機能を、上手に双方向での改善提案に活用した。またAIによる情報フィルターで誹謗中傷などの削除。
発言内容の分類、スレッドへの誘導も。
4 みんなに伝える
「AIあんの」というアバターを作り、youtubeライブ、電話で、質問にAIが対応。
期間中およそ8000件に対応。
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