国土交通省からネットワーク型コンパクトシティの先進事例として選定されている岐阜市を視察。
議会会議室でのレクチャー後、もう一つの目的である「みんなの森 ぎふメディアコスモス」という図書館を中心とした複合施設を訪問。ここはこれまでおよそ15万人の年間利用者が新築後100万人超えとなった施設。現地に訪れ、目の前に広がる空間を目の当たりにし、その理由が解明しました。
そこは、一日中滞在したい、また訪れたいという思わせる空間で、多くの老若男女がそれぞれのスタイルで時間を過ごしていました。
館内はアーチ状の木材で覆われた高い天井、巨大なランプシェードのようなデザインが大胆に配置され、あたかも森の中、木陰で読書しているかのようにリラックスできます。
また、様々な企画や仕掛けも魅力的で、市民によるお勧め本・ショップコーナー、学生と司書による投書交換、犬や猫のカタチをした図書カート、ウッドデッキのテラス席、ビジネス・国際交流市民活動の相談コーナーまで市民の様々な活用を促していました。
秋田においても、図書館だけでなく、中心市街地全体でにはこのような「人が集いたくなるしかけづくり」が必要で、その意味でも多くを学ばせていただきました。